財務の磨きあげ職人のつぶやき

会計情報を「見える化」しましょう!

会計情報の見える化は、企業発展を図る上で、販売面(マーケティング)や生産面(プロダクション)の改善とともに、大変重要なアプローチのひとつです。会計数字は過去を振り返り、明日の事業計画を考えるために使います。

会計情報の見える化について(イメージ図)

会計情報の見える化について

会計情報の見える化を進めるステップは次の4段階です。

  1. 日々の経理取引のルールを明確に定め実行する
  2. 月次試算表を作る
  3. 要約月次試算表を作る
  4. 日次決算を組む体制を作り上げる

各ステップを着実に進めてゆくことで、会計情報の見える化が促進されてゆきます。
会計数字が明確になると「会社を強くする」経営者の決断が出来るようになります。

経営の現状を把握しましょう!

経営分析のスタートは、会社の利益構造を把握することです。
損益計算書は箱で考えるとわかりやすいので、下図を参考にしてみてください。

会社の損益の基本構造(イメージ図)

会社の損益の基本構造

売上高-変動費=限界利益

限界利益-固定費=経常利益

上記の数字を、部門別、事業所別、人員別、時間単位別等の、経営上必要となる具体的データに落とし込んで分析することが、現状の課題を正確に把握することにつながります。

重要な経営指標を絞り込みましょう!

経営分析のために必要となる指標は大変多くありますが、分析数字を並べて眺めていても何も成果は得られません。自社にとってとりわけ重要な経営指標を絞り込みましょう。具体的な指標の例を挙げて見ますので、参考にしてみてください。

儲かってお金も残る、とりわけ重要な指標(例)

儲かってお金も残る、とりわけ重要な指標

上記の指標を磨き上げることで、会社の体力や成長力が高まります。
経営指標は、社員のモチベーションの高さを間接的に表しているともいえます。
これらの指標を人間に例えて言うならば・・・

総資本利益率・・・身長と体重のバランス
流動比率・・・・・フットワーク力
自己資本比率・・・真の体力
経営安全率・・・・危機管理能力
労働分配率・・・・適材適所

財務を総点検しましょう!

贅肉のついたバランスシートは、経営の不効率を象徴しています。
余分な体脂肪を燃焼させて、変化対応能力を高めフットワークの軽い経営組織を目指しましょう。まずは、財務の総点検です。

財務の総点検(イメージ)

財務の総点検

財務の点検は次の手順で行います。

  1. 売掛債権の点検
  2. 在庫の点検
  3. その他流動資産項目(仮払金等)の点検

これらを適切な手法で管理してゆくと、会社の無駄な贅肉がそぎ落とされ、借入金の減少→(使用総資産の圧縮)自己資本の増加となり、取引金融機関の評価も向上します。

企業を守るお金を用意しましょう!

会社を守るためにもお金が必要です。
突然の受注急減等に備えるためには、自己資本の蓄積に加えて、企業防衛のための保険加入の検討が必要です。

企業防衛に必要なお金(イメージ)

企業防衛に必要なお金